カキラン属 Epipactis Swartz

カキラン Epipactis Thunbergii A. Gray

【分布】北海道・本州・四国・九州。朝鮮・中国・ウスリー。
日当たりのよい海岸湿地から山の原野まで青森県内広く分布。よく群生する。
■細井(B)、沼田(NT)。
(1982年7月18日。六ヶ所村。)
(1982年7月18日。六ヶ所村。)


エゾスズラン Epipactis papillosa Franchet et Savatier

【分布】北海道・本州・四国・九州。南千島・カムチャッカ・サハリン・ウスリー・中国。
低山から亜高山帯まで樹林下に生える。群生はほとんどしない。青森県内広く分布。
■細井(B)、沼田(NT)。
(1982年8月13日。蓬田村。)
(1982年8月13日。蓬田村。)


ハマカキラン Epipactis Saekiana (Makino) Makino

【分布】本州。
太平洋岸の砂丘クロマツ林で希に見られる。エゾスズランの変種ないし海岸の生態系と考えられている。
■環境庁(VU)、青森県(B)。細井(A)、沼田(CR)。
(1983年8月7日。東通村。)
(1983年8月7日。東通村。)


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