ヒメホテイラン Calypso bulbosa (Linnaeus) Oakes var. bulbosa
【分布】本州(青森)・北海道(定山渓)。ヒメホテイランは中部山岳に産するホテイランの基本種で、国外ではヨーロッパから北アメリカに広く分布する。
国内では青森県のヒバ林に産し、また北海道定山渓からの報告もある。小さな身体に大きな花、早春残雪の林に微かな芳香を放って咲く姿は、ヒバ林のお姫様がぴったり。
白花品はややピンクかがったものから純白まであるが希。近年ヒメホテイランは青森のヒバ林から急激に姿が消えている。この美しい花がヒバ林からなくなることは寂しい。
なお私はヒメホテイランの栽培に成功した人を知らない。
■環境庁(EN)、青森県(A)。細井(B)、沼田(EN)。
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| (1988年5月4日。青森市。) |
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| (1983年4月29日。青森市。) | (1988年5月5日。青森市。) |
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| (1988年5月5日。青森市。) | (1985年5月3日。青森市。) |
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| (1988年7月2日。果実。) |
(1988年8月7日。裂開した果実。) |
(1988年10月1日。秋の花芽。) |
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