木本であるツツジ科植物は開花まで年月がかかる。従って実験途上での発表が多い。
矮生小低木を中心に述べるが実験は継続中であり、成績は毎年更新する予定である。
なおツツジ科植物は挿し木のできるものがあり、その成績もあわせて述べる。
またツツジ科植物の播き床は、ほとんどの場合ミズゴケが優れている。 |
【実生1】
[メモ] @採り播きと、A春播きの両者を試みてみた。採り播きすると当年中に発芽するものがある。 | |
【植え替え】
[メモ] 発芽苗が小さすぎこの例では2年目に植え替えをした。 なおその後も実験を繰り返し、現在は1年目で植え替えている。鉢は6.0cmプラポット。 | |
【3年目】
[メモ] 3年目に入るとかなり成長した。鉢は8.5cmプラ4連結鉢である。 | |
【4年目】
[メモ] アオノツガザクラとエゾノツガザクラの区別は、花が咲いていないと難しい。 ただアオノツガザクラは秋になると、実生苗の下葉が茶褐色(紅葉?)になる傾向が強いと感じている。 | |
【5年目】
[メモ] 鉢は9.0cmプラポットである。5年目でも開花しなかった。なお実生1とは別に、実生2(2007年タネ播き)も実験継続中であり、結果が出次第掲載する予定である。 | |
【6年目。開花】
[メモ] 6年目で手持ち苗9株中、1株が開花した。 |
タネ播日 | 発芽確認日 | 初回植替日 | 植え替え日 | 開花撮影日 |
2007/10/02 | 2007/11/17 | 2008/07/13 | 2009/04/17 2010/04/12 2011/05/01 | 2012/05/21 |
【挿し木】
@鹿沼土 A市売の挿し木用用土 [メモ] エゾノツガザクラより難しい。過去にも試みたことがあったが、良い挿し穂を取れず成功しなかった。 そこで今回は実生1の生育株から、元気の良い枝をとり挿してみた。@Aのそれぞれの用土に6本ずつ挿し、両用土共3本ずつ発根し計6本に成功した。 鉢はプレステラ105である。 |
[まとめ]
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