ガンコウラン科ガンコウラン属 Empetraceae Empetrum L.
ガンコウラン Empetrum nigrum L. var. japonicum K. Koch

ガンコウランの雄花(岩木山)

【実生】
  • タネ播き日:2006/11/02
  • 播き床:混合用土
  • 撮影日:2007/06/21

    [メモ]
    タネ播きは11月と遅れた。年中の発芽なく年を明けて発芽してくれた。
  • 【植え替え】
  • 植え替え日:2007/06/21
  • 植え替え日:2008/04/23
  • 植え替え用土:基本混合用土
  • 撮影日:2008/05/23

    [メモ]
    実生2年目のもの(前列)と、参考として挿し木4年のもの(後列)を示した。
  • 【3年目】
  • 植え替え日:2009/04/15
  • 植え替え用土:基本混合用土3、蝦夷砂1、ピートモス
  • 剪定:2009/07/11
  • 撮影日:2009/09/06

    [メモ]
    3年目に入り苗木の枝は著しく間のびした。 自然ではのばし放題でも良いだろうが、鉢植えでは樹形が乱れる。そこで仕方なく剪定をした。 それでも間のびをする。
  • 【4年目】
  • 植え替え日:2010/04/08
  • 植え替え用土:基本混合用土3、蝦夷砂1
  • 撮影日:2010/06/24

    [メモ]
    4年目に入り6月末での状態を示した。鉢は9.0cmプラポット。これからものびそうである。
  • 【5年目】
  • 植え替え日:2011/04/23
  • 植え替え用土:基本混合用土3、蝦夷砂1
  • 撮影日:2011/08/08

    [メモ]
    5年目に入り8月初旬での状態を示した。鉢は10.5cmプラポット。
  • 【11年目】開花
  • 庭植え日:2015/07/10
  • 撮影日:2017/04/16

    [メモ]
    2017年3月に閉院、住宅の新築移転に伴い庭植えした。特に手入れもしなかったが11年目に貧弱な花を咲かせた。

  • [まとめ]
    1. 播き床としてミズコケ床の経験はない。ただ土よりは優れているものと想像する。
    2. ガンコウランの実生苗は針金のような細い枝をのばす。
    3. 樹を太く見せるためなら枝を縒る。格好をつけるためなら剪定することになろう。
    4. 花芽をつけるのに剪定した方が良いのか、のばし放題にした方が良いのかは分からない。
    5. ガンコウランは挿し木で増やすのが容易であり、一般山草家にとって実生は必要ないかも知れない。
    6. ガンコウランはツツジ科植物同様、前年の枝に花芽をつける。従って遅い剪定は危険である。

    【挿し木5年】
  • 挿し木日:2003/06/19
  • 撮影日:2008/08/10

    [メモ]
    ガンコウランは挿し木ができる。挿し床は鹿沼土。 挿し木の時期は、5月中旬から入梅中まで。挿し枝は前年枝をつけて挿している。 挿し木苗は翌春に植え替える。写真は挿し木5年の斑入りガンコウラン。

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