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コケモモは亜高山帯から高山帯まで、最もポピュラーなツツジ科高山植物。コケモモの液果は熟すのに約3か月かかり、1つの液果に数粒の比較的細かい種子がある。 実生の播き床はミズゴケで良い。コケモモは実生・挿し木ともに容易であるが、青森県産のコケモモは花が咲くまで年月がかかり、花つきも良いとはいえない。 これに対しニシベツコケモモ(北海道西別岳産のコケモモという)が売品として出回っている。ニシベツコケモモは大変花つきがよい。 実際に栽培してみて、本当に日本産のものかと思うことがある。 |
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【実生・4年目】
[メモ] 八甲田山系の種子を採り播きした。発芽後毎年植え替えをして実生4年目である。 |
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【7年目。開花】
[メモ] 最終植え替え日は2年前である。上記用土の鉢底にマグアンプKを入れ植え替えた。7年目でようやく開花した。 なおもう少し早く開花させたいと思い、追加実験を行っている。 |
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次にニシベツコケモモの挿し木の成績も述べておく。挿し床は鹿沼土、植え替え用土は基本用土、挿し木2年で開花した。お写真は省略する。 |
挿し木日 | 植え替え日 | 植え替え日 | 開花撮影日 |
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2009/05/21 | 2010/04/05 | 2011/04/20 | 2011/07/12 |
[まとめ]
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