バラ科キジムシロ属 Rosaceae Potentilla L.
メアカンキンバイ Potentilla miyabei Makino

メアカンキンバイ(雌阿寒岳)

【実生】
  • タネ播き日:2004/07/23
  • 播き床:鹿沼土2、赤玉土1、桐生砂1、十和田砂1
  • 撮影日:2006/07/12

    [メモ]
    種子の採種が少し早かったのか発芽率も生育率も悪かった。2006年春に植え替えている。写真は2年目の状態。
  • 【4年目】
  • 植え替え日:2008/03/27
  • 植え替え用土:基本用土3、蝦夷砂1
  • 撮影日:2008/07/09

    [メモ]
    開花を期待したが春先には咲かず、7月に入っていわゆる二番花を咲かせた。 開花まで4年かかったのは、種子が完熟でなかったためと思っている。 その後人工授粉による完熟種子を採種し再実験を行った。その成績を下に述べる。

  • 【実生2】
    実生2ではタネまき2年で4鉢中2鉢が開花した。7月15日現在残りの2鉢も開花した。写真は省略する。

    種子採種日タネまき日発芽確認日初回植え替え日開花撮影日
    2009/08/152009/08/182009/08/252010/05/042011/07/02


    [まとめ]
    1. 実生1では開花まで4年かかった。これは時間のかかり過ぎと思う。実生2では自家採種した完熟種子を用いた。その結果2年で開花している。
    2. 種子が良ければ採り播き10日〜2週間で発芽する。植え替えは翌年となった。植え替え時鉢底ゴロ土の上に少量の化成肥料を置く。実生3では植え替えた年の秋に開花した。
    3. 2鉢をロックガーデンに移し2鉢は廃棄した。
    4. ミヤマキンバイ、メアカンキンバイ、ミヤマダイコンソウなどは、新しい用土で植え替えないと花付が悪くなる。 ただし植え替えても、機嫌よく花を咲かせるとは限らない。なおこの件に関しては、ミヤマキンバイを参照願いたい。

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