ツツジ科ミネズオウ属 Ericaceae Loiseleuria Desvaux
ミネズオウ Loiseleuria procumbens (L.) Desvaux

ミネズオウの花(八甲田山)

【実生1】
  • タネ播き日:2004/09/12
  • 播き床:@ミズゴケ。A混合用土
  • 撮影日:2006/06/30

    [メモ]
    種子は自家採種、採り播きした。ミズゴケの方が発芽率・成長率共に良かった。 今ならもっと早く植え替えしたと思うが、初回実験の頃は試行錯誤があった。 実生1では2年目に1回目の植え替えを行っている。
  • 【3年目】
  • 植え替え日:2006/07/01
  • 植え替え用土:鹿沼土3、赤玉土2、桐生砂1、十和田砂1の混合用土
  • 撮影日:2007/05/22

    [メモ]
    ミネズオウは地下茎から新芽を作らない。私の経験ではさし木も不可能ではないが難しい。時間がかかるが実生なら確実である。
  • 【4年目・開花】
  • 植え替え日:2008/04/03
  • 植え替え用土:基本混合用土
  • 撮影日:2008/04/25

    [メモ]
    一株だけが開花した。なお再実験(斑入りミネズオウ)については、「高山植物の実生2」に掲載する。
  • 【挿し木】
  • 挿し木日:2008/05/23
  • 挿し床:鹿沼土
  • 植え替え日:2009/04/29、2010/04/24、2011/04/22、2012/05/10
  • 植え替え用土:基本混合用土を中心に蝦夷砂、十和田砂を適宜混合
  • 撮影日:2012/05/10

    [メモ]
    ミネズオウは挿し木がやや難しい。昨年枝挿しで成功しない場合は今年枝挿しを行う。成功しても花付にはバラツキがあるので、親株の花付がよい株であることが望ましい。

  • [まとめ]
    1. 種子は自家採種した。ミネズオウの種子は開花後約2か月で熟す。種子は細かい。
    2. 播き床はミズゴケ床が良い。採り播きすると年内に一部発芽する。発芽小苗は1年目に植え替えができるが、自信がなけれは2年目に植え替える。
    3. ミネズオウは挿し木がやや難しい。昨年枝挿しで成功しない場合は今年枝挿しを行う。挿し穂は花つきの良い親株からとる。

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