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ナガバツガザクラはツガザクラの変種とされ、東北北部から北海道の高山の岩場に生育する。 岩礫雪田を好むアオノツガザクラやエゾノツガザクラとはすみかが少し違うのが知られる。 ツガザクラ類の種子も混合用土に播くと、発芽率も生育率も悪く植え替えが遅れる。ミズゴケに播いた方が良い。 |
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【実生1。2年目】
[メモ] 種子は自家採種、採り播きした。採り播き2年の状態である。 用土に播いたのは失敗だった。成長が遅く液肥(ハイポネックス)の潅水でコケが生えている。 |
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【3年目】
[メモ] タネ播き3年でやっと植え替えた。エゾノツガザクラやアオノツガザクラよりもさらに生育は遅い。 |
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【5年目】
[メモ] 鉢増しした(6.0cm→7.5cmプラポット)。 |
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【6年目。開花】
[メモ] 8株中、2株が開花した。 |
【実生2】
[メモ] ミズゴケ床に播いた方がはるかに良かった。山草会会員に分け、手元に残った4鉢中3鉢が5年で開花した。鉢はプレステラ95である。 なおナガバツガザクラの挿し木の実験成績も紹介する。 |
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【挿し木4年】
[メモ] 元気のなくなった親木を犠牲に挿し木をした。4〜5本挿し、発根したのは1本だけだったが、2006年には沢山花をつけたので示した。 ツガザクラ類は絶えず若木を更新する必要がある。 |
[まとめ]
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