ユリ科タケシマラン属 Liliaceae Streptopus Michaux
オオバタケシマラン Streptopus amplexifolius (L.) DC. var. papillatus Ohwi

オオバタケシマランの花(富良野岳)

【実生】
  • タネ播き日:2007/09/25
  • 播き床:混合用土
  • 発芽確認日:2008/05/06
  • 撮影日:2008/06/10

    [メモ]
    ユリ科植物はすぐ発芽しないものが多い。15粒ほどを播いたところ、明けて3粒が発芽してくれた。
  • 【2年目】
  • 撮影日:2009/05/27

    [メモ]
    2年目に入って発芽するものもある。やや広い葉は昨年発芽したものの本葉、細い葉は今年発芽した子葉。
  • 【3年目】
  • 撮影日:2010/06/24
    [メモ]
    3年目で広い葉の株が数株となった。発芽しても地上に現れない株もあるのだろう。植え替えて発芽苗の数を確認することとした。

  • 植え替え日:2010/06/25
  • 植え替え用土:基本用土、少量のマグアンプK。
    [メモ]
    撮影翌日の2010/06/25日植え替えた。土をほぐすと全部で11株あり、2枚葉の株が1株、残りの10株は広い1枚葉であった。 鉢は9.0cmプラポット、4株ずつ共同培養とした。
  • 【4年目】
  • 植え替え日:2011/04/10
  • 植え替え用土:基本用土
  • 撮影日:2011/05/24

    [メモ]
    鉢は10.5cmプラポット、3株ずつ共同培養として2鉢、他は廃棄した。
  • 【5年目】
  • 植え替え日:2012/04/16
  • 植え替え用土:基本用土
  • 撮影日:2012/06/24

    [メモ]
    鉢は10.5cmプラポット、1株ずつ3鉢植え替え他は廃棄した。葉の数は8枚となっているので、来年はそろそろ開花するのではと期待している。
  • 【6年目、開花】
  • 植え替え日:2012/10/24
  • 植え替え用土:基本用土
  • 撮影日:2013/05/30

    [メモ]
    5年目は秋にも植え替えた。1株を4.5号駄温深鉢に2株を地植えした。年を明けてなかなか新芽が動かず、秋の植え替えが悪かったかと心配したが3株とも開花してくれた。 オオバタケシマランはタケシマランに比べ新芽の動くのが遅く、開花もタケシマランより2〜3週間遅くなるのが分かった。

  • [まとめ]
    1. タケシマランはタネ播1年で発芽するものもあるが通常は2年を要するようだ。
    2. 発芽後は植え替えを繰り返し、タネ播6年で手持ち3株全て開花した。
    3. オオバタケシマランはタケシマランに比べ新芽の動くのが遅く、開花もタケシマランより2〜3週間遅くなるのが分かった。

    [Home]  [実験植物名に戻る]