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八甲田のミズギクは杉本氏の研究から(茎葉の基部が茎を抱く)オクミズギクと命名されている(細井幸兵衛氏による)。 ただ実生研究上はミズギク、オゼミズギク、オクミズギクとも、ほとんど同じ状況下ではかかろうかと思う。参考として実験結果を示した。 |
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【実生】
[メモ] オクミズギク実生1年目の状態を示した。初期の実験だったので積極的植え替えを行わなかった。そのため生育が遅れ、開花まで5年かかったのは失敗といえよう。 |
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【4年目】
[メモ] 植え替えは1〜2まわり大きな鉢に植え替え、日光をあて多肥とする必要があるようだ。4年目は開花を期待し9号鉢に3株植えが咲かなかった。 |
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【5年目。開花】
[メモ] 5年目でようやく開花した。鉢は9号駄温平鉢である。 |
[まとめ]
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【実生2】 【実生1(初回実験)】は開花まで5年かかった。これは時間のかかり過ぎと思う。そこで肥料成分を多くした用土と、積極的植え替えによる再実験を行ってみた。 結果は満2年で開花した。その実験データについても下に記す。なお記録の写真は随時撮っていたが掲載は省略する。 |
0年目 | 1年目 | 2年目 |
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種子の完熟していることが最大の条件となる。種子が良いと数日で発芽するようだ。 |
@の用土は基本用土、腐葉土、ピートモス、マグアンプK。鉢は7.5cmプラポット。 Aの用土は基本用土、ピートモス、マグアンプK。鉢は9.0cmプラポット。 Bの用土は基本用土4、ピートモス1、マグアンプK。鉢は10.5cmプラポット。 |
用土は基本用土4、蝦夷砂1、マグアンプK。鉢は12.0cmプラポット。生育の良い2株を植え替え、2株とも開花している。 |