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【実生1】 実生1では開花まで4年かかった。テキストブックではもっと早く咲くことになってるので、これは時間のかかり過ぎと思う。 時間のかかった原因は発芽苗の(1年目)の植え替えを行わなかったことにあるらしい。 播き床をミズゴケにして成長を早め、肥料分に富む用土へ植え替えるべきだった。そこで再実験を行ってみた。 |
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【実生1】
[メモ] 上記混合用土に採り播きした。翌春の発芽状況を示した。やっと本葉が出る程度で終わったので、この年は植え替えを行わなかった。 |
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【2年目】
[メモ] ツルリンドウの生育は早くなかった。1年目の植え替えをサボったのは失敗だった。撮影1週間後に1回目の植え替えをした。 |
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【3年目】
[メモ] 実生3年目で2回目の植え替えをした。なお鉢は8.5cmプラポット四連結鉢である。 |
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【4年目。開花】
[メモ] 2009/05/08日、ミヤマハンショウヅルの鉢に同居させた。その後つるをのばし開花している。 |
【実生2】 実生1は開花まで年月がかかり過ぎた。実生2では播き床をミズゴケにして再実験を行った。 肥料分に富む用土へ植え替えたところ、タネ播き1年でかなりの成長をみるのが分かった。 2年目春に置き場所の関係から山草会会員に分け実験を終了した。 |
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【実生2−1】
[メモ] ミズゴケに採り播きした。年内に一部発芽している。2009/05/13日に20本まで間引きをした。 |
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【実生2−2】
[メモ] 2009/06/24日に15本まで2回目の間引きをした。2009/06/25日、上記用土で5株だけを植え替えた。 ツルリンドウは根が張り、根がミズゴケにからんでいたので一部ミズゴケをつけて植え替えている。 実生2の再実験から、1年で良く生育することが分かった。置き場所の関係から2010/05/08日山草会会員に分配し実験を終了。 |
【挿し芽】 リンドウ類は気難しいものが多い。ツルリンドウも新葉が展開したところで生育の止まることがある。親株の茎が2本以上ある場合は1茎をカットし挿し芽をしてみるのが面白い。 なおカットした茎からは新しい枝が出てくる。私の挿し芽の経験例を述べる。 2012/07/17日、挿し穂を2本とり挿したところ2本とも発根、2012/10/17日に植え替えた。挿し床はきざんだミズゴケを混ぜた鹿沼土。ただし葉挿しは成功しなかった。 |