ユリ科チシマゼキショウ属 Liliaceae Tofieldia Hudson
チシマゼキショウ Tofieldia coccinea Richards.

チシマゼキショウ(岩手山)
チシマゼキショウの花(鉢植え)

【実生】
  • タネ播き日:2007/08/28
  • 播き床:混合用土
  • 発芽確認日:2008/5/24
  • 撮影日:2008/8/24

    [メモ]
    種子は自家採種、採り播きした。年中の発芽はなかった。発芽後の生育率も悪く初年度・翌年度とも植え替えなかった。 種子が悪かったのか、または種子の採取が遅すぎたためか分からない。
  • 【2年目。植え替え】
  • 植え替え日:2009/05/20
  • 植え替え用土:基本用土、マグアンプK(鉢底に1粒)
  • 撮影日:2009/07/09

    [メモ]
    4株をプレステラ90型プラ鉢に植え替えた。根は十分の長さがなく挿し葉のようにして植え替えた。 植え替えにより少し成長したのが分かる。

  • 【3年目。植え替え】
  • 植え替え日:2010/04/26
  • 植え替え用土:基本用土1、蝦夷砂1、マグアンプK(鉢底に数粒)
  • 撮影日:2010/06/29

    [メモ]
    4株をプレステラ105型プラ鉢に植え替えた(共同培地)。ここまでくるとかなり生育したのが分かる。その後も順調に成長した・・・。
  • 【5年目】
  • 植え替え日:2011/04/22、2012/04/25
  • 植え替え用土:基本用土、マグアンプK
  • 撮影日:2012/06/28

    [メモ]
    4年目はプレステラ105に2株ずつ植え替えた(共同培地、写真は省略)。5年目は1株ずつプレステラ105に植え替えた。 置き場所の関係で現在2鉢(2株)となった。残念ながら今年も開花していない。
  • 【6年目。開花】
  • 植え替え日:2012/04/25
  • 植え替え用土:基本用土、マグアンプK
  • 撮影日:2013/05/24

    [メモ]
    6年目に2株とも開花した。

  • [まとめ]
    1. チシマゼキショウの発芽は、採り播きしても翌年となる。発芽後の成長は遅く最初の植え替えまでに2年を要した。
    2. ユリ科植物の実生は開花まで時間がかかるものが多いが、チシマゼキショウも私の実験では6年で開花した。
    3. チシマゼキショウは挿し芽(葉)の方が簡単である。一般の山草家にとって実生は必要ないであろう。

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