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種子は開花後20日くらいで熟す。播種した種子は必ず覆土する。発芽苗の根は土中に入るのが不器用なので、浮きあがった根は土中に誘導したり盛り土をする。
なおマメ科植物の生育には、根粒菌の存在が欠かせない。植え替え時は、古い用土をつけて植え替える。
私の実験では2年で開花した。これはレブンソウと似た経過である。 オヤマノエンドウは栽培困難の高嶺の花と思っていたが、種から播けば開花可能を知った。一般に高山植物を平地で栽培すると老化が早い。開花株は2、3年で老化が始まると思われる。 従って毎年花を見るためには実生を繰り返すか、株分け(私は行ったことはない)の研究が必要。 |
【実生】 [メモ] 種子は人工授粉をして採種、採り播きした。種子が良かったのか発芽率は良く、約1週間で多くが発芽している。発芽してからは毎日観察し根の浮き上がりを防いだ。 | |
【1年目】 [メモ] 植え替え後の状態を示した。鉢はプレステラ90型。 |
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【2年目。開花】 [メモ] 鉢増しの植えをした。9株中3株が開花している。 |
[開花株のその後]
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