![]() | |||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イワヒゲは挿し木が容易なので、実生の研究をする人は少ないと思う。種子は大変細かい。ミズゴケと混合用土の両者に播いてみた。 発芽は年を越してからとなった。ミズゴケ床の方が発芽率も生育率も優れていた。最初ツガザクラ類似の子葉が出、ある日突然イワヒゲ独特の葉が伸びてくるのが面白い。 |
【実生1】
[メモ] 年を越して両者とも発芽した。ミズゴケの方が発芽率も生育率も優れていた。 | |
【植え替え】
[メモ] 鉢底ゴロ土の上にマグアンプKを1粒置き、上記用土で植え替えた。全部で10本(株)であった。 | |
![]() |
【3年目】
[メモ] 生育の良い6株は1株ずつ7.5cmプラポットへ植え替えた。また生育のやや劣る子苗4株は、プレステラ95(共同培地)に植え替えた。写真は後者のものである。 |
【5年目。開花】
[メモ] 細かいことは省略する。最終的にはプレステラ95に1株ずつ植え替えた。手元に残った8鉢中4株が5年目で開花した。 |
【実生2】 「実生1」は富良野岳系の種子による実験である。取り寄せ種子による「実験2」も平行して行ったところ、3年で花を咲かせたので紹介する。
|
タネ播日 | 発芽確認日 | 植え替え日 | 植え替え日 | 開花撮影日 |
---|---|---|---|---|
2008/03/22 | 2008/04/08 | 2009/05/12 | 2010/04/10 | 2011/05/19 |
![]() | |||
---|---|---|---|
【挿し木】
[メモ] 従来私は昨年枝を少しつけて挿してきた。挿し床は鹿沼土(細粒)。特別の設備がなくても挿し木の成功率は50%以上。 挿し木苗は翌春に植え替える。植え替え用土は基本用土に蝦夷砂を加えているが、こだわる必要はないだろう。 今年枝挿しについては2010年度から研究中であるが、むしろ今年枝挿しの方が良いように感じている。 |
[まとめ]
|