深雪の地に生える小型のラン。青森県内では海岸湿原から亜高山の高層湿原、また湿った岩壁に広くみられていたが近年では希となってしまった。 コアニチドリは茎の先端にムカゴを作って繁殖する特異な性質があるので、園芸的には増殖しやすい野生ランとして知られる。 今回もムカゴによる実験である。 |
【実生(ムカゴ)】 [メモ] ムカゴは自家栽培株から採取、約30粒をミズゴケ床に播いた。当年中は発芽なく年を明けて発芽した。2年目に発芽するのもあるように感じている。 | |
【植え替え】 [メモ] 16株を8.5cm連結プラポットに植え替えた。他は廃棄。植え替え用土は基本混合用土、鉢底に少量のマグアンプKを置いている。 | |
【開花】 [メモ] ムカゴ播き3年弱で開花した。 |
[まとめ]
|