ユリ科エンレイソウ属 Liliaceae Trillium L.
ミヤマエンレイソウ Trillium tschonoskii Maxim.

ミヤマエンレイソウ(八戸市)
ミヤマエンレイソウの果実(庭植え)

【実生。2年目】
  • 種子採取日:2007/07/25
  • タネ播き日:2007/07/26
  • 播き床:混合用土
  • 発芽確認日:2009/04/01
  • 撮影日:2009/05/13

    [メモ]
    ミヤマエンレイソウは採り播きしても発芽まで通常2年かかる。 ここでは果実をピートモス鉢に入れ、地植え親株の根元土中に埋めて発芽させた例を示す。
  • 【実生。3年目】
  • 撮影日:2010/06/25

    [メモ]
    3年目になると幅広の本葉となる。細い葉は3年目に発芽した子苗の子葉である。なお鉢は9.0cmプラポットである。
  • 【実生。4年目】
  • 植え替え日:2011/04/10
  • 撮影日:2011/05/24

    [メモ]
    3株ずつ9.0cmプラポットに植え替えた。2鉢のみ、他は置き場所の関係で廃棄した。
  • 【実生。5年目】
  • 植え替え日:2012/04/16
  • 撮影日:2012/06/24

    [メモ]
    2〜3株ずつ10.5cmプラポットに植え替えた。やっと本葉を出した株、3つ星形の葉になりかけた株、特有の星型になった株など発芽年次により葉の異なるのが面白い。
  • 【実生。6年目、開花】
  • 植え替え日:2012/04/16
  • 植え替え日:2012/10/24
  • 撮影日:2013/05/07

    [メモ]
    2012年には秋にも植え替えた。鉢は12.0cmプラポットである。置き場所の関係から発育の遅れたものは廃棄した。秋の植え替えは危険であったが、成長の良い1株が開花した。

  • [まとめ]
    1. 一般にエンレイソウの実生は開花まで時間がかかる。発芽まで2年かかり3年目本葉が出る。本葉は毎年少しずつ大きくなるだけであった。
    2. ミヤマエンレイソウも同様であったが、幸いにも6年で開花した株があった。
    3. なお植え替えは春に行うのが安全である。

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