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ユリ科の高山植物は発芽まで時間のかかるものが多い。エンレイソウ類も発芽まで通常2年かかる。 従って種を播いた鉢は2年間は観察が必要。また発芽しても最初の生育は遅く、気の長くなる付き合いとなる。 なおオオバナノエンレイソウとミヤマエンレイソウの区別は、花の時期なら葉も花も少し違うのでつけられる。 しかし花が終わり葉が痛んでくると区別はつけにくい。ただオオバナノエンレイソウは花茎がミヤマエンレイソウより長い。 果実がついていればその茎の長さからミヤマエンレイソウと区別がつく。 ミヤマエンレイソウのページに、その果実も掲載したので比べて頂きたい。 |
【実生】 [メモ] 種子は自家採種、採り播きした。オオバナノエンレイソウは発芽まで2年を要する。 発芽しても発芽初年度は子葉だけである。 | |
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【実生。3年目】 [メモ] 3年目に発芽するのもあった。2年で発芽した子苗の葉は3年目には幅広となる。一方3年目に発芽した子苗の子葉は細いので容易に区別がつけられる。 鉢は7.5cmプラポット。 |
【実生。4年目】 [メモ] 3年目に発芽するのもある。3株ずつ9.0cmプラポットに植え替えている。 | |
【実生。5年目】 [メモ] 2株ずつ10.5cmプラポットに2鉢に植え替えた。従って4株になったことになる。他は置き場所の関係でやむを得ず廃棄。 葉の形がエンレイソウ特有の三ツ星形になったのが嬉しい。 | |
【実生。6年目、開花】 [メモ] 2012年は秋にも植え替えた。4株中最も生育の良かった1株を4.5号深駄温鉢に植え替え、他の3株は地植えした。 鉢植株は幸い開花したが、地植え株は春になっても芽が動いていない。このまま1年様子を見るが、秋に植え替えたのが悪く死んだのかも知れない。 |
[まとめ]
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