ツツジ科ドウダンツツジ属 Ericaceae Enkianthus Lour.
サラサドウダン Enkianthus campanulatus (Miquel) Nicholson

サラサドウダン(秋田駒)
サラサドウダンの果実(鉢栽培品)

【実生】
  • タネ播き日:2009/03/22
  • 播き床:ミズゴケ
  • 発芽確認日:2009/04/26
  • 撮影日:2009/05/28

    [メモ]
    種子が良いと発芽率・生育率ともに順調。発芽後の生育は良く20本程度に間引きしてある。
  • 【植え替え】
  • 植替え日:2009/06/08
  • 植替え用土:基本用土3、ピートモス1
  • 撮影日:2009/07/09

    [メモ]
    発芽約40日で植え替えた。生育の良い発芽苗は7.5cmプポット(青)に1株ずつ、生育のやや劣る5株はプレステラ95(共同培地)にまとめて植え替えた。 写真はプレステラ95に植替え後、1ヶ月の状態である。
  • 【実生。満1年3ヶ月】
  • 撮影日:2010/06/26

    [メモ]
    今春は植え替えなかったが成長の早いのが分かる。サラサドウダンの盆栽作りには、適宜芽かきや剪定をして樹形を整える必要がある。
  • 【実生。2年目】
  • 植え替え日:2011/04/22
  • 植え替え用土:基本用土3、蝦夷砂1
  • 撮影日:2011/08/10

    [メモ]
    鉢はプレステラ95である。
  • 【実生。4年目開花】
  • 植え替え日:2011/04/22
  • 植え替え日:2011/10/19
  • 植え替え用土:基本用土3、鹿沼土1、十和田砂1。
  • 撮影日:2013/05/30

    [メモ]
    2011年は秋にも鉢増し(プレステラ95→105)の植え替えをした。2012年度は植え替えを行わなかったが、3鉢中1鉢に花芽がつき4年目で開花した。

  • 【挿し木】
  • 挿し木日:2002/05/21
  • 挿し床:鹿沼土
  • 撮影日:2006/07/28

    [メモ]
    サラサドウダンは挿し木ができる。取り木ならなお確実である。 挿し木は新葉が固まりかけた頃に行う。向かって左は挿し木4年、右は挿し木2年のもの。

  • サラサドウダン。取り木25年

    [まとめ]
    1. サラサドウダンの実生は4年で開花した1株があった。しかし通常はもっと年月を要するものと思う。
    2. 山草会会員に分け与えた挿し木苗も数年で花芽をつけている。
    3. ただサラサドウダンは成長が早く、やや大きくなるので盆栽仕立てにするには時々思い切った剪定が必要となる。

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