ベケイソウ科ムラサキベンケイソウ属 Crassulaceae Hylotelephium H. Ohba
ツガルミセバヤ Hylotelephium tsugaruense (Hara) H. Ohba

ツガルミセバヤの花(栽培品)

ツガルミセバヤは挿し芽(挿し葉)が容易である。挿し穂を取られた親株は、分岐した新しい枝に花がつく。 一方挿した芽も良くのびて花芽をつけることがある。従って一般の山草家にとって実生の意義は少ないかも知れない。


【実生】
  • 種子採種日:2007/10/21
  • タネ播き日:2008/03/23
  • 播き床:混合用土
  • 発芽確認日:2008/06/13
  • 撮影日:2008/08/24

    [メモ]
    種子は自家採種、採り播きと春播きの両者を試みた。種子が悪かったらしく、春播きの方に遅くなって1粒だけ発芽してくれた。
  • 【植え替え】
  • 植え替え日:2009/05/09
  • 植え替え用土:基本混合用土3、十和田砂1
  • 撮影日:2009/05/29

    [メモ]
    植え替え後の状態を示した。
  • 【開花】
  • 撮影日:2009/09/13

    [メモ]
    タネ播き満2年で開花した。


  • [まとめ]
    1. 種子は自家採種。播き床は混合用土で良い。種子が悪かったのか2か月以上たって、やっと1粒発芽してくれた。
    2. 発芽苗の生長は良好で植え替え1回で開花した。植え替え用土は基本用土に火山礫を少し混ぜる。
    3. ツガルミセバヤは挿し芽(挿し葉)の方が簡単。挿し芽を取ると、親株はそこから分岐した新しい枝葉を出す。

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