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ウラシマツツジの栽培は最難物の1つといえる。今回タネ播から実験を行ったので、私の成績を参考に追試して頂きたいと思う。
ウラシマツツジの種子はツツジ科の中では大きい。1年目の発芽はなく2年目に発芽した。ウラシマツツジの発芽には2年を要するのが分かった。
ミズゴケ床の方の発芽率がやや良かったが、混合用土床に播いた発芽率との間に大差はない。 私は播き床を2種類で行った場合は、発育の良い方(この場合ミズゴケ)を植え替え、発育のやや劣る方(混合用土)は1年遅れで植え替えている。 万が一ミズゴケ播きの植え替えに失敗しても、大切な発芽苗が失われないようにしている。 |
【実生】 [メモ] ミズゴケ床には15粒播いて13粒が発芽した。混合用土床播きは、15粒播いて10粒が発芽した。 発芽に2年かかったのは種子の殻が固いからであろう。 | |
【植え替え】 [メモ] 発芽はしてもウラシマツツジの生長は遅い。鉢は6.0cmプラポット。 | |
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【3年目】 [メモ] 1株が年を越して枯れた。写真は最も生育の良いのを示した。鉢は7.5cmプラポット。 なお昨年植え替えなかった混合用土播き小苗は、今年に入って生育を開始したので、4本ずつプレステラ95に植え替えた(共同培地)。 |
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【4年目】 [メモ] 鉢はプレステラ105、共同培地に3株植えている。撮影時現在生き残っている株は11株となった。 |
【5年目】 [メモ] 植え替え後1株が死に10株となった。写真は最も生育の良い1株を示した。鉢はプレステラ95である。生き残っている10株のうち、2株の生育悪く予断を許さない。 |