![]() |
![]() |
---|---|
サクラソウ科のユキワリソウは、キンポウゲ科のミスミソウ(別名雪割草)とよく混同される。両者は全く別のもので青森県に雪割草は自生していない。
ユキワリソウは本州、四国、九州に分布する。地域によって異変が多く、いろいろの名で報告されている。 葉の下部が急に狭くなって柄状となり、葉の縁が強く反り返るものを、ユキワリコザクラという。本州北部、北海道に分布し、これも産地によって異変が多いという。 例えば夕張岳のものをユウバリコザクラ、礼文島のものをレブンコザクラという。 さて種子のカタログ・リストに恵山ユキワリがあった。恵山は青森県下北半島の自生地と対岸にあり、同じものではと思い取り寄せて播種した。 |
【実生】
[メモ] 混合用土とミズゴケの両者に播いたが、混合用土に播いた方の発芽がよかった。 | |
![]() |
【2年目・開花】
[メモ] 恵山ユキワリは満2年で5株中5株すべて開花した。 なお対岸の青森県下北半島に産するユキワリソウとは、花弁の幅が広く葉柄の基部がより細くなることから、少し違うのではないかという印象を受けている。 |
[まとめ]
|